型崩れしやすい喪服は、自宅での洗濯が難しいのでクリーニングに出しますよね。
ただ、喪服って普通の服よりクリーニング代が割高で、できればクリーニングの回数を減らしたいところです。
近しい関係の方の葬儀だと
・お通夜
・告別式
・四十九日
と、喪服を着る機会が続きます。
告別式が終わって、四十九日前にクリーニングに出すのか、出さないのか。
その基準が知りたいですよね。
喪服クリーニングは毎回するべき?
四十九日前にクリーニングに出した方がいいか迷ってる
そんなあなたのお悩みを解決していきます!
喪服クリーニングは毎回するべき!
基本的には、喪服は1度着用したら毎回クリーニングをするのがおすすめです。
ほこりや線香の煙、会場でじんわりかいた汗など、見えなくても汚れがついています。
汚れを放置することで、頑固なシミになったり、カビが発生する可能性も考えられます。
ただ、喪服のクリーニングって高いんですよね…
喪服クリーニングの料金相場
喪服クリーニングの料金相場は
ジャケット 1,000〜2,000円
パンツ 700円
ワンピース 1300円
ジャケットとパンツセットで出すと2,000〜3,000円とまぁまぁしてきます。
この料金だと、頻繁に出すのは迷うところですよね。
では、どういうパターンだと喪服をクリーニングに出さなくても大丈夫なのでしょうか。
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四十九日前に喪服クリーニングしなくていいパターンは?
告別式から四十九日まで1ヶ月程度。
その間、喪服をクリーニングに出さなくても大丈夫という基準を考えてみました。
- お通夜や告別式で飲食なし
- 着用時間が数時間と短い
- 真夏ではなく、汗をかいたという感じはない
この基準で四十九日後にクリーニングに出している私の場合は、今の喪服を購入してから7年ほど経ちますが、虫食いやカビ、黄ばみなどは一切ありません。
最近はコロナの影響もあって、葬儀の後の飲食なしというパターンも多いですよね。
飲食を伴うと、気付かないうちにシミができていることも多いです。
何か食べ物や飲み物がこぼれてシミになっている場合、早くクリーニングをしないと汚れが落ちにくくなってしまいます。
短時間着用であっても、シミができてしまった場合はクリーニングに出すのがおすすめです。

もし飲食を伴った場合は、袖やジャケットの身頃、ズボンの裾やモモのあたりなどをよく確認してみるんじゃ。
わしの経験上、ここがシミのある確率が高いぞ!
汗の匂いや汗染みも、時間が経つにつれひどくなることもありますので、この場合は四十九日を待たず一度クリーニングに出すのがおすすめです。



お持ちの喪服の素材がウール多めなど、デリケートな素材だとよりトラブルが出やすくなりますので、お持ちの素材も見ながら判断してみてくださいね。
喪服をクリーニングに出さない時のお手入れ・保管方法
お通夜・告別式〜四十九日の間にクリーニングに出さない時、出す時に分けて、お手入れ・保管方法を見ていきましょう。
まずは、喪服をクリーニングに出さないで、とりあえず保管しておくという時、このお手入れをしておくといいというものを紹介していきます。
①硬く絞ったキレイなタオルで首・袖口をたたく
汚れていないと思っても、意外に汚れているのが首周りや袖口など直接肌が触れる部分です。
お持ちの喪服の素材にもよりますが、ポリエステルなど比較的丈夫なものでしたら、硬く絞ったタオルで汚れのある首元・袖口を軽くたたきぶきすると、比較的キレイになります。
強く叩きすぎると、テカリが出たり寄れたりしますので、加減してくださいね。
②線香の匂いとりにスチームアイロンか風呂場干し
お葬式の後に一番気になるのは、お線香の匂いですよね。
線香の匂いとりには、スチームアイロンで蒸気を当てるのが効果的です!
喪服についた蒸気が臭いを吸収して、蒸発することで、臭いがとれるんです。



デリケートな素材では直接スチームを当てるとテカっちゃうから、あて布をしてくださいね!
実際のスチームのあて具合は、こちらの動画を参考にご覧ください。
・ハンガーにかけてやる
・さっと当てる
・シワが気になるところは、ピッと伸ばして当てる
ここがポイントです!
家にスチームアイロンがないという場合は、使った後すぐのお風呂に干しておくのでもOKです!
お風呂の蒸気で、スチームアイロンと似た状況が作れます。
蒸気に当てた後は、完全に乾くまで湿気が少ない場所でよく陰干ししてくださいね!
③ブラシがけ
仕上げにブラシがある方は、ブラシがけをしておくと繊維の表面が整い、キレイになりますよ!
テカリもブラシをかけることで、寝ていた繊維が起きて、改善されます。
喪服をクリーニングに出した時のお手入れ・保管方法
喪服をクリーニングに出したという場合は、まず返ってきた喪服をよくチェックしてください。
①タグを外す前にシミや汚れ残りはないか確認
もし汚れが残っていた場合、クリーニング店にやり直し依頼をするためにもタグはつけておいた方がいいです。
タグがついている状態で、しみや汚れ残りがないかよく確認します。
タグは、チェックが終わってから取るようにしましょう。
②型崩れ防止に専用のハンガーにかけ直す
人によっては、数年喪服を使わないという場合もありますよね。
長期間保管するとなると、型崩れが心配です。
クリーニング店の細いハンガーではなく、肩の部分が型崩れしないような厚みのあるハンガーに掛け替えて保管すると安心ですよ!
③ビニールは外して湿気が少ない場所に保管
クリーニングでついてきたビニールは、通気性が悪くカビの原因になりかねません。
ビニールは外して、不織布のカバーなどをかけましょう。
湿気があるとそれもまたカビの原因になりますので、湿気が少ない場所に保管してくださいね。
④たまに風通し
半年に1回くらいは、カビ防止のためにも風通しをしましょう。
衣替えをするときに、風通しのいい場所にかけておいて、終わったらクローゼットに戻すというだけでも全然違いますよ!
喪服クリーニングは毎回する?まとめ
喪服クリーニングは、着用ごと、毎回するのが理想です。
ただ、
- お通夜や告別式で飲食なし
- 着用時間が数時間と短い
- 真夏ではなく、汗をかいたという感じはない
こういった場合は、襟・袖口を軽くたたきぶきしたり、スチームアイロンを当てて臭いを取ったりという自宅ケアで四十九日まで持たせるのもありです。
四十九日が終わって、後はしばらくも服を着る機会がないな…というときはクリーニングに出して保管すると安心ですよ!
結構割高な喪服のクリーニング、喪服がダメにならないように、汚れ具合をよく確認して出すか出さないか決めてみてくださいね。
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