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クリーニングで礼服が高いのはなぜ?スーツとの違いは生地の質!

自宅では洗濯が難しい礼服。

クリーニングに出すと、通常のスーツなんかより礼服って高いんですよね。

どうして礼服のクリーニング料金は高いのでしょうか。

宅クリ博士

それは、使ってる生地が違うからなんじゃ

普通のスーツと色が違うのはわかるけど、そんなに違うの?

スーツとして安く出せないの?

この辺りが気になりますよね。

 

礼服を出すなら安くて綺麗になるおすすめのクリーニング業者も併せて紹介していきます!

目次

クリーニングで礼服が高いのはなぜ?

クリーニングで礼服の料金が高いのには以下の理由があります。

・素材の違い
・他のものと分けて洗うため
・洗浄液の違い
・仕上げの手間の違い

素材の違い

礼服は、通常のスーツとは異なり、何度も染め上げることで、とにかく深い黒で作られています。

また、仕事用のスーツだと機能性を重視するために、ポリエステル素材が多めだったりします。

 

一方で礼服は、ウール100%やウールが多めの混紡など、デリケートな素材であることが多いんです。

そのため、クリーニングをするときもより気をつけて洗う必要があるわけです。

他のものと分けて洗うため

礼服は、深い黒の生地になるため、色落ちして他の衣類に移ると大変です。

そのため、他のものとは分けて洗う工程が出て、その分、通常の衣類より料金が高く設定されるという場合もあります。

洗浄液の違い

型崩れの起きやすいウール素材だと、その分よりデリケートなものに対応した洗浄液を使用するようになります。

手間の違い(防虫加工など)

一般的に礼服はウール素材が含まれているため、虫食いが起きやすいです。

そのため、防虫加工や、防虫対応の不織布カバーなどで対応する例もあります。

 

実際にクリーニング店によっては、他のものと洗い方は変わらないけど、防虫対応の分料金が高くなるという口コミもあります。

うちの店では礼服の洗いは普通の背広と同じ工程です。 ただ、仕上がりの際、防虫効果のあるカバーをかけ、ハンガーには防虫剤も付けます。 他のクリーニング屋さんの値段の差は分かりませんが、うちの店の値段の差はそこです。

Yahoo!知恵袋

 

また、通常のスーツであれば機械プレスをするところ、礼服で機械プレスをするとテカリが出てしまうため、ハンドアイロンをするというお店も多いです。

こういった通常のスーツより手間がかかるところがあるため、礼服のクリーニング料金は高くなるんです。

 

スーツとはそもそも洗い方・洗剤が異なったり、テカリを出さないためのアイロンの方法も違います。

そのため、やはりスーツとしては出せず、礼服としてクリーニングに出すようになるんです。

礼服のクリーニング料金相場

クリーニングに出すと、スーツより高い場合が多い礼服のクリーニング。

実際、料金相場はどれくらいなのでしょうか。

礼服種類料金相場
礼服(上)1000~1300円程度
礼服(下)700〜1000円程度
礼服ワンピース1300〜1700円程度

いわゆる略礼装とい言われるスーツのような形のものだと、上記料金が相場となります。

結婚式で新郎や新婦の父が着るようなモーニングと言われるものは、正礼装となり、料金相場は3000~4000円程度とぐっと金額が上がります。

ナミ

店舗型か宅配クリーニングかによっても料金は変わってきますが、うまく使うと宅配クリーニングの方がぐっとお得になることもありますよ!

詳しい礼服の料金相場は、『礼服・喪服クリーニングで安いのはどこ?料金相場と最短何日でできるかについても!』をご覧ください。

礼服クリーニングのオプションの種類は?つけたほうがいい?

礼服クリーニングのオプションの種類には、その業者にもよりますが、大体以下のものがあります。

・汗抜き加工(ウェットクリーニング)
・防虫加工
・ハイクラスクリーニング
・撥水加工

礼服クリーニングは、基本的にドライクリーニングとなり、油性の汚れに対応しています。

夏など多くの汗をかいた場合は、ドライクリーニングでは落ちません。

汗の匂いやシミが気になる場合は、汗抜き加工(またはウェットクリーニング)をつけると安心です。

 

また、ウールの割合が多い場合は、長期保管の間の虫食いも気になりますので、防虫加工がおすすめです。

礼服クリーニングを自宅でできる?

礼服のクリーニングが自宅でできるかは、ズバリ『素材による』です。

自宅でクリーニング可能な礼服の条件

・ウォッシャブルを明示
・洗濯表示で水洗い不可になっていない
・素材がポリエステル

近年は、礼服でも「洗える礼服」「ウォッシャブルフォーマル」と自宅で洗うことが可能であることを明示してあるものも出てきています。

こういった礼服は自宅でのクリーニング・洗濯が可能ですよ!

 

また、ウールが含まれていないポリエステル100%のものだと、比較的洗濯の難易度が下がりますので、そちらも自宅での洗濯が検討できます。

ただ、必ず洗濯マークは確認してください!

水洗い不可
クリーニング店に持っていくのが確実

こちらのマークがあった場合、自宅クリーニングの強い味方「エマール」などでも洗濯は不可となっています。

クリーニング店にお願いするのが確実です。

 

ただ、ポリエステル100%だったらイケる場合もあります。

ここはお持ちの礼服にもよりますし、試してみないとというところもあります。

(私の経験上、水洗い不可になっていても、ある程度丈夫で扱いやすい素材であれば洗えちゃうということもあります。)

ジャケットなど、形が崩れて自分のアイロンがけではどうにもならなそう…と不安が残る場合は、確実にクリーニング店にお願いしましょう。

色に違いが出てしまう場合がありますので、「ジャケットはクリーニング店、ズボンは家で」とはせず、必ずセットで出すのがおすすめです。

礼服のクリーニング料金が高いのはなぜ?まとめ

礼服のクリーニング料金が、通常のスーツより高くなる理由には

・素材の違い
・他のものと分けて洗うため
・洗浄液の違い
・仕上げの手間の違い

がありました。

礼服とスーツは、そもそもの扱いが変わってくるので、スーツとしてはクリーニング店では受け付けてくれません。

 

クリーニング料金が高いから…と自宅クリーニングを検討する場合は、必ず洗濯表示と素材を確認してくださいね。

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